二本社制のシノケングループ
福岡発の不動産企業
シノケングループは、福岡で1990年に株式会社シノハラ建設システムとして設立された不動産業者です。現在は多くの子会社を抱えるグループ企業のトップとなっています。グループ企業は、それぞれ行っている事業が異なっており、事業部がそのまま子会社化されたイメージとなっています。
現在の商号となったのは、純粋持ち株会社となった2007年のことで、それ以前には一度、2005年に株式会社シノケンに商号変更が行われています。
東京支店は、創業から10年後の2000年に開設されていますが、2018年に本社に変更し、二本社制が開始されています。
業務を行うのはグループ会社
シノケングループは純粋な持株会社ということもあり、各子会社の経営管理業務を行っており、実際の不動産等の様々な業務はグループ会社が行っています。創業時より力を入れているアパート経営やそのマネージメントといった不動産に関するセールス事業やサービス事業が中心となっていますが、それ以外にもゼネコン事業やエネルギー事業、また、ライフケア事業にも力を入れているようです。
近年は、海外にも事業展開を行っており、子会社をもっています。アジアでの不動産・建設関連事業ということで、まず、2006年に中国に進出しており、2014年〜2015年にシンガポールとインドネシアに進出しているのです。
インドネシアの首都、ジャカルタ中心部で「桜テラス」と呼ばれるアパートを展開し、不動産ファンドを運営しているようです。その結果として、インドネシアの不動産に対する投資のチャンスを世界に、向けて提供しているのです。日本にいながら、上海等の不動産の売買も可能になっています。
4年連続全国1位の実績
2020年に創業30周年を迎えるシノケングループですが、アパート経営、アパート管理については、創業時から特化しているということもあり、4年連続でアパートやマンションといった集合住宅の建築棟数が1位となっています。これは、シノケングループのビジネスモデルによるものといえそうです。
一般的に不動産投資に関しては、土地や自己資金が必要とされています。しかし、土地や自己資金がなくても、アパート経営やマンション経営が可能なビジネスモデルを創り上げているのです。諸費用は必要となりますが、頭金ゼロのローンでアパートの建築が可能になるため、実際にアパート経営を行っている人の多くがサラリーマンや公務員だそうです。
ローンの返済に関しては家賃収入でまかなえているため、こういった販売が可能になっているのではないでしょうか。ローンが完済すれば、家賃収入はほぼ収入となります。入居率が高いからこそできる販売方法ということが言えそうです。
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